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バンテリンとフェイタスはどちらが効く?

2020年03月16日

辛い痛みがある時に役立つ消炎鎮痛剤はとても種類が多いです。
その中でも、バンテリンとフェイタスは筋肉や関節の消炎鎮痛剤でメジャーなシリーズとなっています。

バンテリンとは、有効成分にインドメタシンを採用した消炎鎮痛剤のことです。
炎症を抑え、鎮痛作用があり、慢性リウマチや変形性関節症、手術後の炎症や腫れを緩和します。

フェイタスは、有効成分にフェルビナクを採用した消炎鎮痛剤のことです。
効能はインドメタシンとほとんど同じとなっています。

バンテリンとフェイタスは同じ消炎鎮痛剤で、有効成分が違いますが薬の効果に差がありません。
有効成分として含まれているインドメタシンとフェルビナクはどちらも非ステロイド性抗炎症薬に分類されます。
インドメタシンはインドール酢酸系、フェルビナクはフェニル酢酸系と細かな種類は違いますが、薬の作用機序はほぼ同じです。

痛みの原因となるのはプロスタグランジンという成分です。
プロスタグランジンはシクロオキシゲナーゼという酵素があることで作り出されます。
インドメタシンとフェルビナクはシクロオキシゲナーゼの働きを抑えることで鎮痛効果を発揮するのです。

バンテリンとフェイタスは効果が同じですが、人によって効果の感じ方は違ってきます。
一方の消炎鎮痛成分は効くのに、別の成分は効かないということがあるのです。
そのため、実際に使用してみないと分からないこともあります。

バンテリンとフェイタスの効果にほとんど差はありませんが、それ以外の成分で効果の違いを感じることが考えられます。
例えば、トコフェロール酢酸エステルが配合されている場合、末梢の血流を促進し痛みを改善できます。
また、スポーツによる筋肉の痛みなどにはメントールを配合することで、冷感によって痛みを感じにくくすることもできるのです。

このように、消炎鎮痛剤のバンテリンとフェイタスは効き方の違いがほとんどないので、個人差によるところが大きいと言えます。
実際に使用してみないと分からないのです。

外用薬と内服薬の違いと選び方

消炎鎮痛剤には、バンテリンやフェイタスといったシップやゲル、クリームなどの外用薬の他に、内服薬も存在しています。
バンテリンは外用薬で有名ですが、有効成分のインドメタシンは内服薬もあるのです。

外用薬は痛みを感じる患部に直接作用するメリットがあります。
冷感タイプや温感タイプなど炎症に合わせて使い分けることもできます。
内服薬は体の中から薬が作用し、効果も外用薬より強いのがメリットです。
内服薬は体全体に作用しますが、外用薬は有効成分が患部だけに届くという点で安全であるという見方もできます。

しかし、痛みは痛いと感じる患部だけが原因ではないこともあります。
例えば、肩こりや眼精疲労が原因となることもあるのです。
そんな時は内服薬の方が効果を感じやすくなることもあります。
血流を良くする成分が含まれた内服薬がおすすめです。

外用薬と内服薬の選び方はまだあります。
皮膚が弱い場合、シップなどの外用薬ではかぶれが起きてしまうことも考えられます。
そういった人は内服薬の方がおすすめです。
また、胃腸が弱く薬の服用で胃腸障害が起きやすい人や、痛みがある患部だけをケアしたいという場合は外用薬を使用するのがおすすめといえます。

外用薬と内服薬の選び方は以上のようなポイントがありますが、消炎鎮痛剤は種類が多いです。
効果が強い成分もあれば、それほど強くない成分もあります。
市販薬と処方薬の違いもありますが、薬の効果の感じ方は個人差が大きいので、実際に使ってみないとわからないのです。
また、痛みの原因によっても変わります。
外用薬と内服薬どちらが良いのか、どの成分が良いのか、分からないときは早めに医師や薬剤師など専門家に相談をすることが必要です。