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病院の鎮痛剤と薬局で売られている鎮痛剤が異なる理由

2020年05月04日

頻繁に頭痛がして生活に影響が出てしまう方や、腰などの傷みがあり動くことが難しくなるような方にとって、鎮痛薬はつらい痛みを止めてくれる欠かせないアイテムとなっていることでしょう。
市販薬を愛用している方もいるでしょうが、症状がひどいときなどは医師の診察を受けて処方箋をもらい、それをもとに薬局でお薬を出してもらうことになります。
そういった時にもらうお薬と、市販されているお薬が異なる場合がほとんどです。
病院で出された鎮痛薬が良く効いたからそれと同じものを市販薬で探そうとしても販売されていないという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

実は、病院で医師に処方されるものは医療用医薬品で、市販されているものは一般用医薬品という形で薬事法によって決められています。
最近薬事法が変わり、医療用医薬品の一部が条件付きで一般の薬局でも販売できるようになっていますが、まだまだ一部だけということになります。
希望の鎮痛薬がいつでも気軽に購入できるというわけではないでしょう。

一般用医薬品は安全性の高い成分を使ったものなどが多く、医療用医薬品は効き目が強く管理が必要なものが多いので、安全のためにこうした制限が設けられているのでしょう。
不便ではありますが、日本の医療の安全性を高めていくためには必要なものであるということができます。

処方箋が必要な薬はもちろんですが、たとえ一般用医薬品だとしても、体に何らかの影響を与えることは間違いありません。
きちんと用法用量を守って利用していくことが大切です。
痛みを早くやわらげたいからと言ってたくさん飲めばよいというものではありませんし、多すぎると体に悪影響を及ぼすこともあります。
きちんと説明書に記載されていることを守って使うようにしましょう。
どうしても市販薬で症状が治まらないという場合は何らかの病気が隠れているかもしれませんから、病院で医師の診察を受けることも大切です。

処方箋なしで医薬品が買える個人輸入代行

どうしても特定の薬がほしいとき、海外で使った薬がほしいというときなどは、日本の薬局で手に入れることが難しい場合もあるでしょう。
しかし、基本的に海外の薬を日本に個人が輸入することは禁止されています。
しかし、特に海外旅行をしたときに治療を受け、そのあと日本に帰っても継続して治療する必要があるという場合もあります。
そういった場合でも禁止してしまうという事はできないため、限られた範囲で個人輸入が認められています。
海外の薬はまだ日本で承認されていないため安全性が確認できていないことや、責任の所在が不明瞭になりやすいのでできれば安易に使わないほうが良いですが、どうしても必要な場合は正式な手続きを踏んで個人輸入をするという方法もあるでしょう。

最近は、処方箋なしで医薬品が買える個人輸入代行というものも増えています。
どうしても特定の薬などがほしいときには利用したくなってしまうものですが、基本的に個人輸入代行は違法であることがほとんどです。
違法であることをわかって行っている業者が多いので、場合によっては売買でのトラブルが起きたり、そのトラブルの責任を購入者に負わせるという事も起こり得ます。
安全性が担保されていない薬を飲むことのリスクもあります。
薬がほしいからと安易に利用することは避けたほうが良いでしょう。

国内で販売されている鎮痛薬は商品数も豊富です。
それぞれ工夫が凝らされているものもありますし、最近は医療用として利用されていた成分が含まれているものも市販で手に入れやすくなっています。
鎮痛薬がほしいのであれば、まずこうした形で安全性の高いものを入手して使っていくようにすることも自分を守るための方法といえます。